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【奇ゲー解説】初代プレステで、1番の奇ゲー「LSD」を解説【8万円のプレミアゲーム】

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(コチラの記事は2月10日に書いたものです。諸事情により記事を再投稿しています。また、今回解説するゲームは精神的に恐怖を感じる場面が多いので注意してください)

お久しぶりです。findmanです。

入試が近いんだけど、気にせず今日も記事を書いていこうと思う。

さて、今回は奇ゲーとして有名なLSDというゲームについて解説して行くんだけど実はこのゲーム、俺が奇ゲーの沼にハマったきっかけのゲームなんだ。

「そもそも奇ゲーってなんだよ」って人も多いと思うから、早速解説していこうと思う。

奇ゲーってなに?

手, 恐怖, 絶望, 式, 怖い, ホラー, ハロウィーン, 悲しい, 恐れています, 暗い, 暴力

奇ゲーは「奇妙なゲーム」のことで、その名の通り普通のゲームとは違った奇妙な体験ができたり、電波的な要素が強かったりするゲームことを指す。

有名な奇ゲーを上げれば「超兄貴」や「Serial Experience Lain」、「TIZ」など。

結構広い意味を持つ奇ゲーなんだけど、「LSD」は独特の奇妙な世界観のインパクトが強く、奇ゲー内での奇妙さはトップレベル。今回はそんな作品を解説していく。

LSDはどんなゲーム?

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続いて、LSDはどんなゲームなのか解説していこうと思う。WikipediaLSDの記事にはわかりやすく書いてあったので引用していく。

 

LSD』(エルエスディー)は、1998年10月22日にアスミック・エース エンタテインメントより発売されたPlayStation用ゲームソフトという体裁を利用したドリームエミュレータサイケデリックで支離滅裂な夢体験を楽しむためだけに作られ、ゲーム内の明確な目的は存在しない。

 と、このようにLSDはゲームとして発売されながら、ゲームとは言い難い内容となっていて、「作者の夢日記をもとにして作られたゲーム」という話があるほど。

簡単に言えば「夢の中の世界をさまよい続ける」というゲーム内容なんだ。

 

LSDの内容

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夢の中だから、ファンシーな世界なのではと思えば大間違い。魑魅魍魎が跋扈する世界がこのゲームの中で繰り広げられている。

このゲームは夢が覚めると1日経過して、365日つまり1年経つことで特別なムービーが見れて、一応ゲームクリアっぽくなるんだけど、ストーリーとかそういうものは一切ない。

それで、プレイヤーはこの奇妙な世界を自由に歩き回れるんだけど、その中で「リンク」と呼ばれる現象が起こるんだ。

 

 リンクとは、LSDの世界の中にあるモノや壁、キャラクターにプレイヤーが当たることで別のステージへランダムに飛ばされる事。一部のモノには特定のリンク先が決まっていることも。

 初見でこのゲームをプレイした時、操作性があまり良くないから壁にあたったりしたんだけど、そのたびにリンクが起こって結構怖かった。

 

LSDの世界観

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LSDを始めると、まず目につくのがこのオープニング。

 

LSDには、このようなオープニングが何種類か用意されていて、起動したりLSDを放置することで種類違いのオープニングを見ることができる。

なお、OPにはLSDという文字の意味が出てくるんだけど、OPごとに違っている。

in Limbo, the Silent Dream.
in Life, the Sensuous Dream.
in Logic, the Symbolic Dream.
in Leisure, the Sonorous Dream.
in Laughter, the Spiritual Dream.
in Lunacy, the Savage Dream.
in Linking, the Sapient Dream.

 

https://wikiwiki.jp/lsd/LSD より引用)

そして、OPが終わるとメニュー画面へ、、、

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 早速サイケな画面を見せられて、うんざりだと思うがここはまだ入り口。そして、スタートを押すことでLSDの世界への侵入が始まる。

LSDの世界には大まかにステージが分けられていて、広大な自然界を中心に、その中に「明月荘」「寺院」「京都」「バイオレンス街」「自然界」「ハッピータウン」のステージが存在しており、他にも「胎内」や「箱の空間」などの小さいステージが点在している。

では、LSDの世界がいかに奇妙な世界なのか。下の動画では初見プレイの実況が見れるので、ぜひ見てみてほしい。

 

 

LSDはその意味のわからない世界観から、ある程度の予備知識を持ってプレイした俺も最初の頃は死ぬほど怖かった。しかし、やり続けるにつれてその怖さはだんだん消えて、どんな世界が広がっているのだろうという好奇心が生まれてくる。

しかし、こんな昔のゲームだ。すぐに飽きてしまうのではと思うだろう。そこで続いては、LSDが飽きない理由を説明していこうと思う。

 LSDは飽きない。新しい光景とレアイベント、バグとの境界線。

「LSD」ムービー5

LSD当時では珍しいオープンワールドな世界が広がっている。

そしてこのゲームでは、日にちが進むにつれて世界のテクスチャが「バグって」いくんだ。

例えばこの明月荘というステージでは、最初の頃では

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 このような普通のテクスチャであるが、日が経つにつれて

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文字や文章が出てきたり、

 

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 人の顔のテクスチャが出てきたりする。

ある程度LSDに慣れてきたプレイヤーは、テクスチャの変わりようにこのゲームに慣れはないと気付かされる。しかし、それは同時にこのゲームに飽きは来ないことでもあるんだ。

またこのゲームでは色々なキャラクターが存在し、そのキャラクターたちもランダムで出現することでより一層ゲームに深みが生まれているんだ。

 「lsd ゲーム」の画像検索結果「lsd ゲーム」の画像検索結果

 隣人さんや東を口から出しているおじさんなど、様々なキャラクター。一部のキャラは有志によって出現する日が解明されている。

またこのゲームではいきなりムービーが流れ出したり、日本語の詩が出てきたりと意味がわからない物がほとんどなんだけど、そういう点が飽きないポイントなんだ。

さらに、このゲームにはレアイベントが存在しており、それをまとめた動画が投稿されている。

この動画は、LSDの動画投稿を九年ほど続けおり、おそらく日本一LSDを愛してるであろう「Kimamass」さんが投稿している。

 

 このようにLSDは様々な点からずっと遊び続けられるゲームとなっているんだ。

LSDの生みの親「佐藤理」

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 こんな常人には生み出せないようなゲームを作り出したのはこの男、「佐藤理」だ。

佐藤理は様々な才能を持つアーティストであり、円や三角などの図形を組み合わせた中華的で独特なデザインが特徴的。

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 また、LSD内で流れているサイケデリックな楽曲も彼が作っており、その特徴的な音楽に脳を直接刺激させられるような気分になる。

また、彼はLSDの他に「東脳」や「中天」「東京惑星プラネトキオ」など、才能をいかんなく発揮したゲームを世に送り出している。

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 最後に

LSDは世間一般からは「奇妙で近寄りがたい」ゲームだと思われている。たしかにその通りだと俺は思うけど、その奥を覗いたものすべてを虜にするような奥の深いゲームでもある。このゲームを辞めた人、やらない人がたくさんいるのと同時に、このゲームを「やめられない」人も存在している。

LSDという名前の薬物が存在していることを知っているだろうか。幻覚作用が強いそうだ。

 合法でキメれるモノ、それがゲーム「LSD」だと私は思う。

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そして、この方は私にLSDと出会うきっかけを作ってくれた方なんだ。ほんとにありがとうございます。そして、彼はLSDの世界の解明を日夜続けており、様々なLSDについての動画が上がっているのでぜひ見てほしい。(いろんなゲームもやられてます!)

 

 参考、引用、画像借用元

https://ja.wikipedia.org/wiki/LSD_(%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0)

https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2553.html

https://wikiwiki.jp/lsd/

https://daisuke-ufi.com/retro-game-lsd/

http://blog-imgs-49.fc2.com/i/n/d/indoorjunkies/1ko.jpg